製造日は缶底に印刷されている数字でご確認いただけます。
例(缶の底に西暦で記載しております。)

• 数字が8桁の場合 西暦4桁と月日を表示  例)20170511⇒2017年5月11日製造
• 数字が6桁の場合 西暦2桁と月日を表示  例)    080321⇒2008年3月21日製造

※アルファベットが入っている表記のものは、製造より10年以上たっているものです。

ガスが入った状態で穴をあけると、ガスが噴出して途中で止まらなくなり危険ですので絶対におやめください。
ガスを抜く時は、屋外の火の気のない風通しの良いところで行ってください。

• ①カセットボンベのキャップを外す。
• ②先端を下にして、先端部をコンクリートなど硬いものに押し付けてください。
  「シュー」という音がしたら、ガスが抜けています。
• ③ガスが出なくなった後、ボンベを振って、「サラサラ」とした音がしなければガスが抜けて空になっています。
  未使用のボンベですと、約１０分程度かかります。休みながら作業をしてください。

ガスを抜いた後は、お住まいの地域自治体のごみ出しの取り決めに従って廃棄ください。

ガスそのものは人体には無害な物質です。多量に吸引すると酸欠により窒息死する恐れがありますので故意の吸引はおやめください。

火気や直射日光を避け、40℃以下の湿気の少ない場所にキャップをして保管してください。棚などの落下しやすい場所や子供の手の届くところには保管しないでください。また、ご使用後は器具からはずして保管してください。

最近のコンロは最後まで火力を落とさず、ボンベ内のガスをほぼ完全に消費できるよう、コンロにヒートパネルが搭載されております。カセットボンベが加熱されて温度が上がり、ボンベが熱く感じることがありますが問題ありません。しかし、内部圧力が異常に上昇して0.4～0.6MPa（4～6kg/㎠）の範囲になると、自動的にカセットボンベがはずれてガスの供給が止まり、火が消えます。この圧力感知安全装置により安全にお使いいただけます。

ご使用の器具（コンロ等）のガス消費量によって異なりますが、目安としては、3.5kW（3,000kcal/h）のコンロの場合、強火で約1時間です。これは最大火力での連続燃焼時間です。

カセットボンベは成分のブタンガスの特性により、室温が10℃を下回ると気化しにくくなり、5℃以下になると、ほとんど気化しなくなるためお使いいただくことはできません。
室温でもエアコンの風があたる場所や戸外での使用は、ボンベが冷えるため火が弱かったり、消えることがあります。

機内への持込みも、手荷物として預けることもできません。

海外ではお使いいただくことはできません。
ガス器具に関しては各国ごとの安全基準に適合していないと使用できないことになっております。そのため現在は各国共通で使用できる器具やボンベ等は存在していないのが実情です。

ご使用頻度に関わらず10年を目安に買い替えのご検討をなさってください。カセットコンロはボンベ挿入口にOリング（ガス漏れ防止のためのゴムパッキン）が部品として使用されています。Oリングは月日が経過すると劣化のため、ひび割れしたり変形したりしてガス漏れなどの原因になります。
そのため、「日本ガス石油機器工業会」では、お買い替えの目安は使用頻度にかかわらず10年とよびかけています。

マグネットタイプの場合は、圧力感知安全装置によりボンベが熱くなりすぎるとはずれます。ボンベが冷えたら、再度セットしてご使用ください。
レバー式コンロの場合は、安全装置を解除してください。ボンベが冷えたら、再度セットしてご使用ください。解除方法は、コンロの取扱説明書をご覧ください。